第3回 2016学生・若手実務者のための構造デザインコンペティション

構造デザインコンペについて

テーマ

「まち・呼応・構造」

テーマの主旨

「まち」のイメージ

  1. 1.「まち」は人々が生存する領域という意味を持つ。
  2. 2.人々の統合された意識の時間的流れによって「まち」自身あるいはその周辺から地球規模まで変貌する。
  3. 3.変貌に「呼応」していきのびる「まち」と「呼応」せずに衰退する「まち」がある。「まち」は勃興し発展し衰退し消滅する、あるいは再生する。さらには新たな「まち」の誕生もある。
  4. 4.「まち」にはいろいろな物と事がある。人々の生存にかかわる物もあれば、これに付随して遊戯・冠婚葬祭・催事・商いなどなどの事があり、新たな物や事に応じた仕組みが生まれる。現代では仮想貨幣に依存した商業主義によって情報は価値をもち実体視されている。
    物や事の仕組みは論理的に説明されるが、その論理を見失うほど変化は急速で予測がつかなくなり混沌としている。自然現象の成り立ちを科学は解読するが、規模や時期、場所を特定できない様子に類似してきている。

「呼応」の姿

  1. 1.人々にかかわる物が変わるとおのずから事も呼応し、人々の「まち」に向かう意識も姿勢も変わり、「まち」自体も変わる。まるで渦潮のようにぐるぐると変貌をしていく。
  2. 2.いわゆる「まちづくり」、「復興」、「再開発」、「保存再生」などが思い浮かぶだろうが、この手法は既存の物を前提に事が始まる。
  3. 3.一方未来の生活様式から描かれる「まち」の夢もある。
    ―「まち」は「むら」から離れる
    ―「まち」には交換がある
    ―「まち」には路地が生まれる
    ―「まち」は知覚を超える
    ―「まち」は生まれ変わる
    ―「まち」は物を造り出し、事を始める
    ―「まち」には人が溢れている。

開催概要

日程

○1次審査応募締切
平成28年5月6日(金) 17:00厳守
○2次審査(公開審査)・講評
平成28年6月19日(日) 13:00~17:30
○表彰・懇親会
平成28年6月19日(日) 18:00~20:00

会場

○2次審査(公開審査)会場
建築会館ホール
東京都港区芝5-26-20

【会場地図】

構造デザインコンペ企画運営委員会(敬称略・五十音順)

○委員
新谷眞人(早稲田大学名誉教授/オーク構造設計取締役)
大森博司(名古屋大学名誉教授)
佐藤淳(東京大学大学院准教授/佐藤淳構造設計事務所)
永井拓生(滋賀県立大学助教/Eurekaパートナー)
彦根茂(Arup 東京事務所 特別顧問)
和田章(東京工業大学名誉教授)
○事務局
王城美鈴(株式会社総合資格)

お問い合わせ

構造デザインコンペ事務局 TEL:03-3340-2810(担当:王城)
mail : info@ko-zo.jp